牧神の午後




プリンセスチュチュを観たときに何か既視感を感じるなーと思ったら
ちょっと人物配置と舞台設定がウテナと被るかな、って所でした。

個人的にチュチュはウテナを一度分解して毒気を抜いた上で
分かりやすく再構成してハッピーエンドな甘味と
可愛らしいデコレーションを加えた印象。

ドロッセルマイヤーと金冠町が暁生とプラネタリウム(または学園)
自分だけの王子様(という幻影)に縛られているお姫様がアンシーとクレール
そこに異を唱える外(学園外)からやってくる王子様兼お姫様なウテナとチュチュ
(観てるときにチュチュのクレールに対する応対が、対立するプリンセス同士というより
お姫様を救おうとする王子様的に見えてきたので…)
そんな感じでみるとウテナとチュチュ両作品が二重に見えてきてちょっと面白い。

てか、ふぇみおの本人は物語に入る気満々なのに
性格(属性?)により物語側から断固拒否されてる感じが
ウテナの玉ねぎ王子こと風見達也くんとダブって仕方が無いんだ。あの子も可愛かった…