かつて、これほどまでに
愛しく、優しく、心地の良い木々の陰はなかった



今は亡き王国の歌
いろんな意味で。



七宝とか二十八部衆とかの考察は
難しい所は詳しい方にお任せするとして。

市川先生のお話の特徴として、弟的(または妹、年少者)が兄的(姉または年長者)を赦す(救う)
構図が通奏低音的にあるので、兄弟として表記されてるダイヤ属には
ラストにひと波乱あるかなーと思ってたりします。
エクメアとか博士とか金剛先生あたりの、兄弟とか出ないとも限らん

短編集は兄弟姉弟姉妹好きとして、首がもげるほど頷く箇所がたくさんあって
ものすごく幸せでした。話としては、せつない余韻の終りがほとんどで、ちょっとさみしいけれど。

とかなんとか言っていたら、本誌の展開がなかなか凄いことになっていた…




議長、書記コンビが好き。
実はユークの方が年上とか、凄くツボ。
確か2話で驚きつつも書類放り出して、剣を抜ユークは
やっぱジェードより年長者の貫禄と、場数があるんだろうなーとか。




強さは孤独だ。と言った先生と、それを聞いたボルツの心情が気になる。
ボルツの戦闘狂(他人の戦闘スタイルの分析と助言)は、この孤独を無意識に埋めようとするゆえ
っていうのもあるかもしれない。